Vol.03 「インナーヒーラーが難病を癒す!」#1 線維筋痛症を克服した方との出会い

最終更新日:2020年2月1日

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インナーヒーラーが難病を癒す!

萩原 優 (著)

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偶然の出会いから誕生した本

── 先生、新しい本が出ましたね!『インナーヒーラーが難病を癒す』 これから何回かに分けてこの本について、この本が誕生したきっかけや、書かれた先生ならではのお話があれば、ぜひお聞きしていきたいなと思っております。

萩原:わかりました

── 『インナーヒーラーが難病を癒す』こちらの本を書こうと思われたきっかけがあるとお聞きしました。よかったらこの本が生まれた経緯を教えてください。

萩原:今までの本は、自分で書きたいなとか、自分たちで出版したいなという形で、代表の名前が私だったり多くの協力者だったり、そういう形で出ていたんですね。今回の本は、催眠のオンライン基礎セミナー(2日間)のライブの参加者の中に、自分は繊維筋痛症でずっと悩んできたんです、そして心のことをいろいろやってきて、それで克服してきたんです、とおっしゃる方がいたんですね。それで、結局いろいろ考えると、非常にやってることは催眠療法に近いというか、のっとてる感じがするよね?って話になったんです。

繊維筋痛症ってかなりいろいろと解明されてきているけど、まだ難病のうちの一つなんですね。多くの苦しんでいる方がおられるわけです。たまたまその方の話を聞いて、「へえ、そういうふうにして日常生活までよくなっている人は珍しいよね!」という話になって、じゃあその人の本を出しましょうとなったんです。著者はその方で、自分の体験を、繊維筋痛症の体験を綴っていただいて本を出しましょうということで、その方の了解をとって、じゃあどうやったら本が出せるのかな?という話になってきたわけですね。

今、出版業界って結構厳しい状況なんですね。インターネットも普及してきていますしね。それで、知り合いの方に話を聞いてもらったら、いろいろ出版社と掛け合ったりしてくださって、単独で出すのはちょっと難しいよって話になったんですね。その方一人では。もう少しその症例というか体験者の方を集めて、そして一つにまとめたら本ができるかもしれないよねって話になったんです。

でも私は、その方が本を書いて、その方の1冊の本、というふうに思ってましたから、それだとその方も入っていただくにしろ、何名かの中の一人になるわけですね。私のはじめの趣旨と外れてしまうわけです。で、その方に正直に、単独で本を出版するのは難しいけど、何人かの人たちの症例を集めて、それでCDをつけて出せば出版できるかもしれない、というお話をさせていただいたんですね。そしたらその方は、そういう形でいいですと。自分の体験がこの本になって、少しでも役立つことがあればそういう形でも大丈夫ですよ、というふうなことをおっしゃっていただいて、そこから話が少し進んでいったんです。

そしてできたのがこの本ということで、そのセミナーでその方に会わなかったら、多分この本は生まれなかった可能性が高い。その出会いというのがですね、この本を生み出してくれたんだと、そんなふうに思っています。

── 素敵な出会いがあってこの本が誕生したんですね。

心のケアと西洋医学 両方からのアプローチで線維筋痛症が寛解

── 繊維筋痛症というと、難病で、治し方が分からなくて困ってらっしゃる方がいて、もちろん痛みも伴う病気なんですけど、この本はそうやって悩んでらっしゃる方の光になるきっかけになりますね。

萩原:やっぱり治ったっていう体験は貴重ですからね。どういう方法で治したのかというふうなところも、一つの参考になると思うんですね。

── 本には繊維筋痛症の方の、奇跡的に寛解というか、よくなっていかれたことが書かれているんですが、先生の口からもお聞きできたらうれしいです。

萩原:本には書いてあるんですけど、最初は、熱が出たりだるかったりとかいろいろあって、痛みもあって、診断がつかなかったんですね。この方の経過は少し前の話で、今ではわりと(線維筋痛症)はポピュラーになってきています。それでいろんなドクターのところに行っているうちに、あるドクターが、「これは繊維筋痛症という病気かもしれないよ」という話になったんですね。この方はいろいろなスピリチュアルというか、そういったことに関心があるので、そういった出会いの中でスピリチュアルの話をしてもらったりだとか、あるいは施術をうけたりとか、そういうようなことをやっている傍ら、良い西洋医学の先生も見つかったんですね。西洋医学を使いながら、あるいは心とか、そういうものを使いながら、だんだん自分でイメージをつけていって、両方使って寛解していったということになるわけですね。その西洋医学の先生もとても良くなって喜んでくれたと。なかなか西洋医学でもそう簡単には治せないんでね。その先生も喜んでくれたといっていましたね。

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