自分自身の物事の捉え方が本当に根本から変わった – 佐々木 妙子 様
── 現在されているご職業を教えてください。
今、私は看護師で訪問看護の仕事をしています。あともう一つ、少し変わった仕事を今年から始めましたが、勤務先に確認したところ、場所などは言えないということでしたので、どこでどんなことをしているということを細かくは言えませんが、人の心に寄り添うカウンセリングのような仕事もさせていただいています。
先生の写真が私に話しかけているような気がしました
―― 「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」を知ったきっかけは何でしたか?
私は仙台にいたときに、仙台のヒプノセラピストの方の個人セッションを5年ほど前に受けていましたが、その後にその方が企画したセラピスト養成講座というものを受けました。
そのときに出会った仲間と、その講座を卒業した後に練習会をしていたときに、萩原先生の「前世療法の奇跡」という本を紹介してくれた仲間がいまして、その本の表紙に付いていた帯に先生が写っていました。
その帯を覗いたときに、まるで先生に話しかけられたかのように、言葉がすーっと私に入ってきて、「え?」と、私に話しかけているような気がして、その瞬間びっくりしました。先生が喋ったと思い、その言葉が、「今度はこちらですよ」みたいな短い言葉が一瞬ですっと入ってきたんです。
なにが起きたのか自分でもびっくりしたような体験をして、「え?この先生のやっている講座はどんなものがあるのだろう?」と思って、その後に急いで家に帰って調べました。そして、退行スタンダードや基礎講座、催眠講座がしっかり一連の流れとしてあることを知って、それでイーハトーヴクリニックとつながったというところです。
―― 本の萩原先生が話しかけてきたのですか?
そうです。びっくりしました。その方はみんなに紹介するつもりで本を出したのですが、私は2、3年前に萩原先生がいるということは知っていました。全然催眠とは関係ない先生から、萩原先生のことを聞いていたので、こういう方がいるということは知っていました。
その場所で、その本を通して、萩原先生のことをまた紹介されて、あの先生だと思って、本を覗き込んだときに本当に一瞬ですが、すーっと言葉が来て喋ったような感じがしたのです。
―― 「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」への参加を決めた最大の理由は何でしたか?
体験をした流れで調べて、直近で2018年5月に基礎講座があるということを知りました。それで、自分は仙台である程度は少し体験をしていたのに、そこからまた、まさか仙台から出て、横浜に学びに行くということは考えてもいなかったことですが、こんな不思議な体験をしたのであれば、その先生に会いに行かなくてはいけないという気持ちがすごく強くなって、5月に催眠基礎講座を受けました。
そして、イーハトーヴヒプノセンターには心の癒しのカリキュラムがしっかりされているということが分かりました。それを調べたときに、カリキュラムが全部あるということを知って、もう一度、自分が仙台では学びきれなかったことを新たにもう一つ理論的なことなども学べるのだなと思い、こんな不思議な体験をしたら絶対に行くしかないと思って、その考えしかなかったです。流れをやることで、自分の心の癒しにつながると思ったということですね。
仙台で体験したことによって、自分の幼少期の親との関係とか、自分には癒していかなくてはいけない部分があるということがしっかり分かっていましたので、基礎だけではなく、退行睡眠や年齢退行、前世療法などの部分も学べるので、それが退行スタンダードを受けなくてはいけないと思った最大の理由です。
自分の心を本当に癒すために講座を受ける必要があった
―― 「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」を受講される前に期待されていたことは何ですか?
期待していたことは、自分の心を本当の意味で癒すためには、トラウマである幼少期の親、父親との関係が最大の私の傷の部分だということが分かっていたので、その傷を癒すためには、その講座を受ける必要があると確信していました。
―― ご自身のためということですか?
そうですね。私自身のためです。
―― 癒すことを期待されて退行スタンダードを受講されようと思ったのですね?
そうですね。あとはセラピストとして自分が体験したことも伝えていきたいし、また、その体験が素晴らしかったので、人生をこれくらい変えていく効果のあるものだということが催眠療法にはあるということが分かっていたので、それを伝えるためもあります。
前世の自分と今の自分の生き方が同じであることを体験
―― 「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」に参加されたご感想を教えてください
前半は前世療法を体験して、後半は年齢退行でインナーチャイルド、幼いときの自分の傷を拭うほうに行きました。前世療法を体験したときは、現在の生き方と、前世、過去で生きていた私の生き方というものが同じだったのです。
自分自身を犠牲にして必死になって生きている自分というものを体験して分かったのです。だから、過去の生き方が現在の生き方につながっているというか、一致しています。講座を受けたことで、働き方もすっかりそのまま同じだということを体験して、自分のこれからの生き方をどう生きていくかというところに考え方を変えていけるというか、切り替えていけるきっかけになりました。
―― 前世を体験することで、自分の人生を切り替えられたということですか?
どう生きていったら、より良く変化していくのかということを感じることができました。
人生が変わりました
―― 「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」を受講される前と後で、ご自身が一番変わったと思われる部分は何ですか?
一番変わったのは、本当に人生が変わりました。私が仙台にいるときに、個人セッションで10回ほど仙台のセラピストの方のセッションを受けて、その後に、養成講座で何回も何回もクライアント役、セラピスト役をやって、何度も何度もセッションを体験しました。その中でずっとイメージとして感じ取ってきた方たちや、その中に現れた人物が、退行催眠で学びの中で会った人たちだったということが分かりました。
そして、イーハトーヴヒプノセンターに行って、その後もいろいろな方たちに会ったのですが、その会った方たちが一人ひとり、あのときのあの人だったのかとか、この方はあのときのあそこで会った人がこの人だったのかというふうに全部つながってきたのです。みんな意味がない人が本当にいなかったのです。でも、それも本当に一つ一つ体験して、そのセッションを受けたことが全部つながっているのです。
こちらに来て受けたことも、仙台で何回も何回も受けていたセッションの中に現れてきた自分というものが、みんな一人ひとり分かってきて、そういうことだったのかと全部一つ一つが今つながってきたのです。
―― 前世療法を体験したときに出会ったということは、前世で関係があった方たちにも次々と現実の世界でお会いできたということですか?
そうです。皆さん、役回りを変えて後世で会っているじゃないですか。それで、これがこの人だったのかと全部分かってきて、すごいなと思いました。だから、こちらに来て、自分はセラピストになりたい、そして自分が体験したことも伝えたいと思いながら、まだ現在も自分の魂の旅をし続けているみたいな、今の生活自体がそんな生き方なのです。
―― 前世で関わりのあった方と現在お会いした瞬間や、お会いになって何か変わったことや気付いたことはありますか?
その瞬間、退行スタンダードで学んだときの仲間がいますよね。あの方たちはそのときに会ったときは分かっていなくて、相手の方が瞬間で感じて分かっていた人もいたのかということは分かります。だけど、私自身は会ったときに、この人があの人だというふうには分からないのですが、ヒプノセンターで催眠体験を学びながら、日常生活を送っているうちに気が付いていきます。一つ一つ、ずっとつながって、そうだったのかという感じで、全部後からつないでいって、その感じで知ったことはその方に全部伝えています。
それぞれの人に皆さんに、私が体験したことで、あなたがそういう体験というか、その中に出てきた人でしたと伝えたのです。そしたら、ちゃんとその答えや、それをしっかり受け取っていただいて、魂的につながっているのです。だから、分かってくれるのです。理解してくれるのです。
それで、そうだったのかと気が付いてくれて、離れていますが、必要なときに連絡すればちゃんとつながっている感覚を体験できて、伝えた人も私が感じたように受け取ってくれます。やっぱりこれはつながっている方たちなのだなということを、本当にうまく言葉で表現できないことがもどかしいですが、私自身はすごい体験をしています。すごいなと思って、一人で感動してしまいます。
―― そうですよね。今ここだけではなくて、本当に何十年も何百年も前に関わりがあった方と、また形や役割を変えて、ここでお会いしているということですね。
はい。そして、そのことに気が付くように、私の感情がそういう部分にすっと連れていかれるのです。そうすると、これは向き合わなくてはいけないと思って、単発のセッションを体験してみたり、ヒプノセンターでやっているものを体験してみたり、知り合いの人のところで体験したことによって、全部その感情がどういう意味であったのかということを明らかにしながら来たという感じです。
受け取ったメッセージは全部自分の生活の中に活かす
――「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」で学ばれた前世療法や年齢退行などを、あなたのお仕事や生活でどのように活用されていますか?
今もお伝えしたのですが、まず自分で気が付いて分かったら、そのことをちゃんと伝えるということですね。ただ自分の中に黙って押し込めておくと、現実は動いていかないし変わっていきません。だから、そのセッションの中で感じ取ったイメージなどを自分の生活の中で生かして、感じたものを本当に使っていきます。
例えば、仙台では、幼少期のインナーチャイルドに行ったときに、小さいときに大事にしていた赤いバッグが出てきたのです。大事に大切に思っていたバッグだったなということを思い出したら、当時を思い出して、ものすごく涙が出てきました。そして、せっかく気付いた感情はどうすればいいのだろうと思ったときに、赤いバッグは持っていないと思って、たまたま買い物に行ったときに、ちょうど手頃なものを見つけて、これだと思い、それを買って、自分の生活の中で使ってみました。そうすると、受け取った感情をちゃんと自分自身で認めるということにつながるので、本当に受け取ったメッセージは全部自分の生活の中に生かしています。
感じたものもそうだし、人物を分かったら、こういう体験やつながりがあったということを私は見ましたということを全部伝えます。溜めずに、すべて開示することによって、現実は動いていきます。
―― 体験したことを、そのままにしておかないで、実際の生活でも生かしていく。それによって、現実が動いていくのですね。
あとは発信するブログやFacebookの中で伝えていくとか、そういうふうにして、黙ってはいません。
書けないときは全然書いていないですけど、なるべく思ったときに、直感で感じたものは、それを信じて伝えていきます。
―― 最後に、「Dr.萩原の退行催眠スタンダード講座」の参加を検討されている方に向けて、メッセージをいただけますか?
私自身が催眠療法のセッションを沢山体験して感じてきたことは、自分自身の物事の捉え方が本当に根本から変わったことです。私は自分自身のことを認めるとか、自己を肯定するということは頭では分かっていても、本当の無意識の部分から肯定していくということは難しいということを、生きながらにして、すごく体験していました。
でも、そういう部分も何回も何回も諦めないで癒していくことを繰り返していくことによって、前向きに考えられるようになりますし、物事をプラスにポジティブに捉えられるようになります。そして、人生が大きく変わっていきます。
自分自身の内側が変わることによって現実とつながっていきますので、本当に改正されていくということを実感して、人生が大きく変わるなということをお伝えしたいと思います。
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